桜の製作

最近は暖かい日が増えてきましたね。

土日は暑いくらいでした。

ちょっと前まで寒かったこともあり、寒暖差でちょっと身体が不調です。

とはいえ出かけると桜が綺麗でテンションが上がります。

レイアウトでもいつの日か桜を再現したいと思っていました。

材料はだいぶ前に買っておいたのですが、

まだシーズン中の今作るしかないということで急遽作ることに。

 

使用するのはカトーの広葉樹キット(小)です。

そのままではプラスチックの光沢が強いので塗装しました。

今回はタミヤアクリルのダークグレイを筆塗りしました。

乾燥するとつや消しに仕上がります。

乾燥後にカトーの天然素材樹木を枝先に接着しボリュームアップを図りました。

天然素材樹木は手でちぎって細かくするのがポイントです。

枝の接着には透明接着剤を使用しました。

木工ボンドやマットメディウムでも接着可能です。

 

こちらも乾燥後に桜の花びらを接着していきます。

ちなみにこちらの素材もカトー製です。

接着には水で薄めたマットメディウムをスプレーし、

乾かないうちに花びら素材を樹木に振りかけます。

この際、下に紙を敷いたりすると素材の再利用が容易となります。

またどうしても定着しにくい箇所には、

マットメディウムを原液で塗ってから素材を振りかけています。

 

いきなりレイアウトの設置写真で申し訳ないですが、

池のほとりに設置してみました。

初めてにしては上出来ではないでしょうか。

 

アングルを変えてもう一枚。

良いですねえ。

レイアウトに新たなる撮影スポットが誕生しました。

 

なお、今回の製作の様子はYouTubeにもアップしております。

よろしければご覧ください。


www.youtube.com

 

スポンサーリンク

amzn.to

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

工場Nゲージレイアウトの製作25

前回の更新では池の工事の様子をお伝えしました。

今回はいよいよレイアウト中央部付近の工事を行っていきます。

 

だいぶ前にはなりますが、地面の基礎はある程度作っておきました。

地面はファレホのシックマッドを盛り付けて作りました。

これはペースト状で盛り付けやすく、粒子感もあり単調になりにくいです。

比較的色が薄いので色の変更も容易だと思います。

筆が傷みやすいので使い古しの筆を使うことをおすすめします。

 

草の表現はメインの素材として、KATOから出ている「日本の草はら」シリーズの「老緑」と「ブレンド」を等量混ぜたものを使いました。

あらかじめ袋から出してタッパー等に入れておくと便利です。

接着は例によってマットメディウムです。

これでも結構良いんですが、

線路跡の表現としてはやはりもう少し雑草の存在感が欲しいです。

なので同じくKATOから発売されている「フィールドグラス」を使いました。

フィールドグラスは繊維状の素材ですが、

そのままでは長すぎるのと一本ずつになっているので加工して使用しました。

 

加工方法を簡単にまとめましたので参考になさってください。

・ある程度の本数を束ねて端から6~7mmくらいのところで接着します

・接着した箇所を避けてカットします

・カットした草を任意の場所に配置します(地面に接着剤を塗っておく)

・長すぎる場合はハサミで好みの形になるようにカットします

なお、フィールドグラスの束の接着には水性のものがおすすめです。

 

下の写真は複数接着し、カットまで済んだ状態です。

もう少しカットしても良さそうですが、

ある程度の存在感が欲しいのでとりあえずこのままいきます。

架線柱も草で覆われた感じを出したかったので草素材を追加しています。

 

次回は花素材を使って線路際を賑やかにしていきます。

スポンサーリンク

amzn.to

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

甲府モデル テタ3600

久しぶりにペーパーキットを組んでみました。

車両を組むというのも約1年ぶりとなります。

そういったこともあり、所々で細かいミスをしています。

修正方法や失敗を未然に防ぐ方法も載せておきますので参考になれば幸いです。

まずはキットの外観から見ていきましょう。

キットはテタ3600とフテタ800を選んで製作する方式になっています。

今回はテタ3600で製作することにしました。

 

キットは硬質紙と薄紙からなりますが、

3Dプリント出力のバッファが付属しています。

説明書は3枚構成となっています。作る前に熟読しておきましょう。

 

さて、組み立てに移りましょう。

硬質紙から切り出すときはデザインナイフで押し切るようにしています。

このとき下に必ずカッターマットを敷きましょう。

切り出したパーツに紙片が付いていたら

もう一回デザインナイフで押し切ると綺麗になります。

 

パーツの接着にはセメダインの「ハイグレード模型用」をメインに使っています。

また瞬間接着剤(サラサラタイプ)を併用していますが、

これは紙に染み込ませて強度向上に役立っています。

反応熱と発生するガスには注意が必要です。

スポンサーリンク

amzn.to

 

 

車体の組み立て

車軸受けパーツの接着はいつも通り行なったはずでしたが

最後の車輪の取り付けがきつくなってしまいました。

接着剤を点付けしていたおかげで剥がして再取付できましたが

この段階で車輪を仮止めする等してチェックしておくことをおすすめします。

カプラーはKATOカプラーを選択しました。

向きがありますので注意して取り付けましょう。

また、細かい部品の紛失にも気をつける必要があります。

 

独特の形になるように組んでいきます。

これが予想以上に難しかったです。

L字でまずは組んである程度り乾燥してから箱状に組むのが良いかと思います。

また直角の折り曲げがあるので指で曲げるのではなく

プライヤー状のものや金属定規でしっかり曲げた方が綺麗に仕上がると思います。

今回ちょっと失敗してしまったので瞬着を染み込ませた後に

ペーパーがけをして修正しました。

 

中梁の取り付けはワンパーツでまずは取り付けて

上部のパーツを切り離します。

これにより垂直に配置できます。

注意点としては切り出す場所には接着剤を塗らないことです。

 

バッファの取り付けて組み立て完了です。

バッファは3Dプリントパーツです。

 

車体の塗装

今回はタミヤアクリルのNATOブラックを筆塗りしました。

紙なので染み込んでいきますが一度に塗り過ぎると反りの原因になります。

焦らず塗っていきましょう。

 

NATOブラックはツヤ消しなので写真のように若干白っぽく仕上がります。

最後にプラ板を切り出して蓋を作りました。

この蓋に市販のバラストを盛り付けて石炭を表現するつもりでいます。

スポンサーリンク

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

装甲列車展示用ジオラマの制作

昨年12月に行われた「たのしむ展11」で装甲機関車を展示しました。

鉄道車両なのでレールも一緒に展示する予定でしたが、

せっかくなのでジオラマ仕立てにすることにしました。

この時点で展示会まで1週間切っていたので慌てて作業開始しました。

 

さて、ジオラマの土台ですが

今回は大きめのカーブを作ってみたかったので

それに見合う素材をセリアで探しました。

購入したのはこちらの「木製トレイロング」です。

長さが約26cmと機関車と炭水車が余裕で収まるサイズです。

奥行も10cmあるため自然なカーブを作ることができるでしょう。

今回はフレキシブルレールを曲げて大きめのカーブを表現していきます

(上の画像では予めカットしたフレキシブルレールを仮置きしています)。

ちなみにフレキシブルレールを使うのは初めてなので

やり方が違う箇所があると思います...

 

走行するギミックも取り入れたいので

まずはレールを裏返して、

連続している枕木パーツの一部をカットします。

フィーダー線の先端を剥いてハンダでメッキし、レールとハンダ付けしました。

このときレール側にもあらかじめハンダを流しておくとスムーズにいきます。

枕木パーツはプラなので熱で溶けやすいです。

気を付けて作業する必要がありますが少し溶けてしまいました...

スポンサーリンク

 

 

フィーダー線は裏側に通す必要があるのでドリルで穴を開けておきます。

穴の位置決めが難しいので仮置きの段階でレールの位置をケガいておきましょう。

フィーダー線が無理なく収まる位置にするのが良いと思います。

 

フィーダー線を通してレールの固定作業を行います。

固定にはゴム系接着剤を使うことが多いようですが、

振動防止のために敷いたプラ板と枕木を流し込み接着剤で接着してみました。

不安でしたが爪楊枝を使い固着まで抑えていたこともありしっかり固定できました。

また曲線の外側にはプラ板を挟みカント(線路の高低差)を表現しています。

 

次は地面を作成していきます。

地面部分は軽量樹脂粘土を盛り付けて表現しました。

レールの端もこのタイミングでカットして整えておきます。

大まかに金属用ニッパーでカットし、金属用やすりで丁寧に仕上げます。

ここが一番大変でした。

ちなみに将来の接続に備えて奥側を若干伸ばしています。

大きめのベースを使用しましたが

走行となるともう少し長くした方が良さそうなので。

 

乾燥したら塗装です。

地面の塗装にはタミヤの情景テクスチャーペイントのライトサンドを使いました。

そのままだと塗りにくいので専用溶剤X-20Aで希釈して筆塗りしています。

筆が傷みやすいので使い古しのものを使うと良いでしょう。

レールはタミヤアクリル XF-68 NATOブラウンを専用溶剤で希釈し筆塗りしています。

 

スポンサーリンク

amzn.to

いよいよバラスト撒きです。

バラストにはモーリンのNバラスト(幹線)を使用しました。

端部以外はマットメディウム水溶液を滴下して固定する方法を使いましたが、

端部は滴下したときに流れて固定が難しいです。

そこでマットメディウムバラストを混ぜてペーストにしたものを盛り付けました。

 

草地の表現はカトーの「日本の草はら 老緑」をメインに

スモールプランツ(コースターフ)のライトグリーンをアクセントに用いています。

 

こうして形にはなりました。

短いながらも電源を接続すれば走行できます。

カントもついているので列車が傾き写真撮影の際は変化がつきます。

 

当初は草がない場所に樹木や小屋を設置する予定でしたが、

展示会に間に合わせるのが困難だったので断念しました。

同様の理由でバラストの着色も省略しています。

いずれはそういった箇所にも手を入れたいですね。

スポンサーリンク

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 コレクションブログ プラモデルへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

1/144 装甲蒸気機関車(BR57)のNゲージ化

買ってから組み立て途中で長いこと放置していたドラゴン製の1/144 装甲蒸気機関車がやっと完成しました。

昨年からNゲージ化を目論んでいて、なんとか走行までできたらと試行錯誤していました。今年の展示会「たのしむ展11」に間に合わせるためジオラマも制作しました。

今回はその制作過程を載せていきます。何らかの参考になれば幸いです。

 

ということでNゲージ化するキットです。

1/144スケールの戦車輸送貨車と38(t)戦車、砲車、指揮車、歩兵車

そして装甲蒸気機関車のセットとなっています。

この他、展示用のレールも付属します。

 

いきなりNゲージの動力を載せるのは不可能なのでまずは検討から。

いろいろ悩みましたがKATOのC11(旧製品)の動力を加工することに。

C11は動輪が3軸ですが(BR57は5軸)、下回りは装甲で隠れるので大丈夫そうです。

 

試しに動力を合わせてみるとシリンダー部分がちゃんとかみ合います。

先台車はこの段階で外しておきました。

従台車はあっても良さそうですが外してしまいました。

本体はシリンダーに乗っているだけなので

グラつき防止のために積層したプラ板で支柱を作りました。

また持ち上げた際に動力ユニットが脱落するのを防ぐために

プラ板を小さくカットして本体左右裏側に貼っておきました。

0.8mmの真鍮線をペンチで曲げて簡易連結器も作りました。

炭水車(テンダー)は本体に底を取り付ける方式ですが、

このままでは市販の台車を取り付けることができません。

そこで底パーツに中心線を罫書き、対象になるようにドリルで穴を開けました。

当然ながら回転する以上、切り欠きを作ったり嵩上げが必要となります。

この辺りは現物合わせで作った感があります。

台車はカトーの小型車両用台車を差し込むだけですがちょっと緩いかなと感じます。

現状の工作精度ではこの辺りが限界です...

スポンサーリンク

 

 

連結器はプラ板を切り出して作成しました。

連結すると以下の写真のようになります。

ちょっと連結間隔がありますがカーブ通過での安定性を取りました。

ちなみに塗装ですが、下地にはオキサイドレッドサーフェイサーを吹きました。

その後、クレオスのダークイエロー(サンディイエロー)を吹きましたが

ちょっと吹き過ぎたかもです。もう少し下地が透けても良かったかな。

 

ここから1年近く放置していましたが、

展示会に向けて制作を再開しました。

手始めにシリンダー部分の連結器ガードを装着しました。

シリンダーが金属製なのでここを削るのは大変です。

なので連結器ガード(プラ製)の裏をひたすら削りました。

バッファパーツも動力ユニットと干渉するので切り取り後、仮止めして検討しました。

 

いろいろ悩みましたが

バッファはプラ板で延長し、ガードと接着しました。

連結器周りはプラ板とプラペーパーをL字に組み、ユニットの突起に接着しました。

この辺りは結構大変でした。歪みが少なくなるようにするのが難しかったです。

 

ウェザリングですが、

水性ウェザリングペイントを使用しました。

ウォッシュアンバーはスミ入れに使い、

ナチュラルラストは足回りや梯子、手すりに使いました。

この他、両色を混ぜたりもしています。

無事に完成しました。この時点で展示会まで1週間でした。

時間ギリギリでしたが展示用のベースを制作することに。

セリアで購入した木箱を裏返してフレキシブルレールを敷設しました。

フレキシブルレールは初めてでしたが、

カットしたあとの端面の処理が難しかったです。

この辺りの顛末はまた改めて記事にするつもりです。

何がともあれ展示会に間に合わせることができて良かったです。

一応ですが以前制作したコントローラも断線していた箇所や

配線を見直して復活させました。

空いている時間に動かしましたが、概ね好評で良かったです。

様々な展示物があり賑やかで楽しい「たのしむ展11」でした。

主催のリョータさんをはじめ、参加者のみなさんありがとうございました。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

リョータさんのサイトは以下からどうぞ。

ryota-puramo.com

スポンサーリンク

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 コレクションブログ プラモデルへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

コトブキヤ アルシアの塗装

制作会に行くようになってから美少女プラモ(美プラ)をよく作るようになりました。

そこで参加者の方々に制作時のポイントや塗装方法など教えて頂きました。

私も少しずつですが美プラの塗装をするようになりました。

今回はコトブキヤのキット  アルシアを組んで塗装していきます。

 

アルシアはそのパッケージイラストに一目惚れしたことで購入しました。

島田フミカネ氏の画集のイラストをもとにプラモデル化したものとなっています。

とりあえず塗装のイメージを掴むためチェックも兼ねてそのまま組みました。

もちろんそのままでも可愛いですが、

自分なりにできることをしていこうと思い加工していきました。

まずは目立つ箇所の合わせ目を消していきました。

写真は脚パーツです。合わせ目にボークスの瞬着パテ(盛着)を盛り付けました。

関節パーツにも合わせ目はありますが、脚部パーツ取り付け前に消しておきました。

塗装すると剥げやすいので干渉しそうな箇所はあらかじめ削っておきました。

この段階で関節パーツを塗装しておけばよかったかなと思っています。

 

乾燥後に紙やすり、スポンジやすりで削りました。

600番→800番→1000番でかけていきましたが、

効率を考えると400番から始めた方が良かったかもしれません。

太もも上部のモールド部分は直線を出したかったので

金属製の平やすりで行っています。

 

続いて塗装です。時間があるときに複数回に分けて塗装しているので

このときは脚パーツのみ行いました。

タミヤラッカーの横須賀海軍工廠グレイを吹きました。

基本的にこれ以外のグレー部分もこの色を選択しました。

スポンサーリンク

 

 

胴体パーツ、太ももパーツの合わせ目消しには

ガイアノーツの瞬間カラーパテ(フレッシュ)を使っています。

初めて使いましたが切削性が良いですね。

肌パーツにはフレームアームズ・ガールカラーのベースフレッシュを吹きました。

へそ等のくぼみにはモデルカステンの粘膜クリアー(エナメル)を薄く流しています。

合わせ目を消した後、ショーツも横須賀海軍工廠グレイを吹いています。

 

ジャケットの塗装は当初クレオスのRLM71ダークグリーンを吹き付けていましたが

ファレホによる筆塗りで陰影表現をすることにしました。

モデルエアー ダークグリーンをベースにモデルエアー ベージュを混ぜてハイライト、

同じくモデルエアー ダークシーグレイを混ぜてシャドウ部分を表現しています。

これが難しいですが楽しくてずっと塗っていました。

袖のラインもファレホのマホガニーブラウンを筆塗りしました。

もう少し明るいブラウンでも良かったかもしれません。

 

メカ腕も合わせ目を消した後に、横須賀海軍工廠グレイを吹いています。

ボルトの表現は悩みましたがガンダムマーカーのシャインシルバーを使いました。

こちらは塗料皿に出してから筆で塗っています。

 

髪パーツは時間がかかりました。途中で何度も変更しています。

最初はフレームアームズ・ガールカラー プラチナブロンドシャドウを全体に吹き、

影を残すようにプラチナブロンドベースを吹きましたが思うようにいかず...

リアルタッチマーカーのリアルタッチブラウン1を影部分に塗布して、

ぼかしペンや綿棒でふき取り陰影をつけました。

また、リアルタッチイエロー1も部分的に使っています。

仕上げとして毛先を白っぽくグラデーションをかけたかったので、

ラスキウスのクリアーホワイトを吹きました。

元の色味を活かしつつ白っぽくできて満足です。

 

続いて武装、小物パーツについてです。

アルシアの剣は納刀状態も再現できますが、

塗装した際に塗膜で削れる恐れがあったので刀身を削りました。

また、このとき一部モールドをパテで埋めています。

 

横須賀海軍工廠グレイを吹きましたが、もう少し重めにしたかったので

クレオスのグレーバイオレットを吹きました。

その後、マスキングしてクレオスのスーパーファインシルバー2を吹きました。

落ち着いていますが金属感もあるので気に入りました。

 

付属のライフルは塗装時の分解ミスで割れてしまったので代わりに

トミーテックのリトルアーモリー P90を組み立てて使用します。

組み立てて合わせ目を消した後、クレオスのGXグラファイトブラックを吹きました。

鈍い輝きが銃器にマッチしますね。

マガジンがシースルーなので銃弾パーツは

4アーティストマーカー(ゴールド)を使って塗りました。

それっぽく仕上がり満足です。

 

腰アーマーもファレホを筆塗りしました。

金属部のみタミヤのエナメル塗料 フラットアルミを使いました。

バックパックも凸部を明るめにすることで擦れた感じにしました。

 

アーマーの半透明パーツはガイアカラーの

プリズムパステルチェリーピンクブルーを吹きました。

綺麗な色だったので一回使ってみたかったのです。

結果としては良いアクセントになって大成功でした。

 

ひとまずの完成です。

7月下旬から作っていましたが、

加工に手間取り結局10月までかかってしまいました。

いろいろと初めての試みでしたが楽しく作業できました。

 

次の展示会に向けてもう少し手を入れようかなと思っています。

 

スポンサーリンク

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 コレクションブログ プラモデルへ
にほんブログ村

 

工場Nゲージレイアウトの製作24

お久しぶりでござる。

前回の更新よりだいぶ間が空いてしまいました...

すっかり夏も終わり肌寒くなってきましたね。

 

さて、前回のレイアウト工事では中央部に地面を作りました。

今回もその続きをやるつもりでいましたが...

今回は思い立ってレイアウト初となる池の造成です。

池というか水辺を作ることには全く慣れていない私ですが

いきなり作ると色や質感含めてやばくなりそうです...

 

ということでしっかり教科書を熟知してからテストピースを作りました。

テストピースは条件を変えて2つ作成することにしました。

まずはプラ板の上に軽量樹脂粘土で地面のベースを作りました。

このとき水深を表現すべく中央部は凹ませておきます。

 

乾燥後にそれぞれクレオスのウェザリングペースト(マッドホワイト+マッドブラウン)、タミヤの情景テクスチャーペイント(ライトサンド)で地面を作りました。

向かって左がウェザリングペースト、右がテクスチャーペイントです。

ウェザリングペーストは粒子が細かくまさにペーストです。

塗る際は使い古しの筆を使いましたが塗るというより置く感じでした。

ウェザリングペーストは本来であれば戦車模型等の泥汚れを表現するものなので、

ジオラマの地面に使うのは趣旨が違うような気もしますが、

Nスケールの地面表現にも良さそうです。

 

さて、タミヤの情景テクスチャーペイントも見ていきましょう。

こちらはウェザリングペーストよりも粒子感が強いです。

こちらも使い古しの筆を使って塗っていきましたが、

ザラザラとしていていてそのままでは塗りにくく感じました。

そこでタミヤ アクリル 溶剤X-20Aを添加したところ格段に塗りやすくなりました。

平らにしたい場合はヘラを使うのも良いでしょう。

 

地面はそれぞれよく乾燥させてから水底を塗装して水素材を流していきました。

先程とテストピースの並びが逆になってしまっていますが、

向かって右がウェザリングペーストによる地面、

左が情景テクスチャーペイントによる地面です。

 

ではウェザリングペーストによる地面から見てきましょう。

こちらの水表現に用いたのは同シリーズのウェットクリアーです。

その名の通り透明に近い水素材です。

水溜まりの表現や他のウェザリングペーストと混ぜて湿った泥を表現することに用いられます。

今回はこれを使って池を表現するわけですが、

本来はそういう使い方ではないということを痛感しました...

粘度が高めなので筆で塗ると水面が上下します。溶剤で薄めておけば良かったかも。

水溜まりより深さがあるのでそういった局面には難しいかもしれません。

とはいえ乾燥するとしっかり水面のようになります。

戦車模型もたまに作るので各種ウェザリングペーストを

使いこなせるようにしたいですね。

 

さて、左の方も見ていきましょう。

情景テクスチャーペイントの地面にはファレホのスティルウォーターを使用しました。

スティルウォーターは粘度が低いため流動性があります。

そのため窪んだ場所には最適です。

しかし、一回で2~3mm程度の厚みまでしか流せないので深さのある池を

再現したい場合は乾燥後にまた流し込む必要があります。

約24時間乾燥させましたが触ってもべとつきはありませんでした。

スポンサーリンク

 

 

続けて水面にさざ波の表現をしていきます。

そういった表現に特化したジオラマ素材もありますが、

今回は画材のジェルメディウムを使用します。

こちらの質感は木工ボンドに似ています。

これも使い古しの筆を上下に動かして波を作りました。

 

乾燥すると透明になります。

波打ち際など白くしたいならばファレホのホワイト等で着色すると良いでしょう。

今回は静かな水面にしたいのでこの工程はキャンセルしました。

 

テストピースの仕上がりは両者ともに良好ですが、

地面の粒子感から情景テクスチャーペイントと

便利さと透明度からスティルウォーターを採用することにしました。

 

ということで池を作成できそうな土地を探しました。

レイアウトの四隅のうち何もない場所があったので、

ちょっと狭いですが地面を作りました。

ちょっと大きめの池がレイアウト外にも広がっていると想定しています。

 

地面を作ったところで水底の塗装に移ります。

水底はファレホカラーのオリーブグリーンをベースにブラックグレー、

ベージュを混ぜて水深を表現しています。

ちなみにあまり水が循環しない池をイメージして塗っています。

ちょっと境界がはっきりしすぎていますが

このときは特に気にしてなかったです...

 

ファレホのスティルウォーターを流し込んでいきますが

このときしっかりマスキングテープで目止めをしておきました。

1枚では心配なので2枚貼っておきました。

流動性があるので隙間があると机が汚れてしまいます。

 

乾燥後にマスキングテープを剥がしました。

端部は表面張力で盛り上がってしまうので、デザインナイフで処理しました。

ちなみに深さが6mmくらいあるのでスティルウォーターは

2回に分けて流し込んでいます。

 

水面がヒケてしまっていますがジェルメディウム

さざ波の表現を行うので問題はありません。

ジェルメディウムを塗布して完成です。

この作業により水底のはっきりした感じが薄れたかなと。

周りの草も仕上げておきましょう。

草地は段階的に表現していくつもりですが手始めに、マットメディウムを塗って

カトーの「日本の草はら」シリーズの老緑をベースに

ブレンド色を混ぜたものを撒きました。

今回は「繁茂・深雪ボトル」を使用して静電植毛をしましたが、

ボリュームは出ていますかね。

 

注意点としてはボトルで散布するので作業机の養生は必要です。

また固定されなかった草は掃除機にストッキングをかぶせてから

吸って再利用できるようにしておきました。

 

池の色と草地の色合いが似ているのでレイアウトの見栄えを

考えると青系の方が良かったかなと思えてきますがこのままいきます...

 

作業の様子を動画にもしてみました。


www.youtube.com

よろしければチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

 

そういえばトミーテック名古屋臨海鉄道 ND552形を買いました。

青色にしましたがレイアウトによく似合います。お気に入りです。

 

次回こそは中央部の引き込み線跡を作っていきたいと思います...

スポンサーリンク

 

ブログ村に参加しております。

押して頂けると、更新の励みになります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村