8月初旬にドラゴンモデルから発売された1/144スケールの装甲機関車セットを
例によってNゲージ化していこうと思います。
以前からドラゴンモデルの自走臼砲運搬貨車等を走行化してきましたが、
今回は装甲機関車ということで動力化もしていきたいと考えています。
キットには装甲機関車(本体、テンダー車)のほか、
ドライジーネ形(3種)、戦車輸送貨車、38(t)戦車と結構いろいろ入っています。
装甲機関車は大きく見えますが、動力ユニットを入れるスペースは
そこまで余裕がありません。
そこで比較的小型の機関車であるカトー製C11の旧製品(中古)を購入しました。
年季が入っていたので試運転をしましたがとりあえず問題はなさそうです。
動力の問題はとりあえず置いておいて、手始めにこのキットに含まれている
戦闘指揮車をNゲージ化していこうと思います。
指揮車は編成に組み込むことを考えてトレーラー化のみすることにしました。
他のドライジーネについては動力を組み込むかもしれません。
ということで早速加工していきます。
写真の通り、わずか2パーツで形になります。
また写真ではわかりにくいですが、車輪もモールドされています。
車輪はNゲージ用の鉄製車輪に交換しますが、転がり性能を重視して
市販の台車を組み込むか軸受けを自作するか悩みます。
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いずれにしても本体の構造物を取り除いて床板をくり抜く必要があります。
床板はPカッターで少しずつ傷をつけてくり抜きます。
このとき刃がずれて他の場所を傷つけないように
マスキングテープ等で養生しておくと良いでしょう。
この段階で砲塔部分のモールドもパテとプラ板で修正しておきました。
なんとなくわかっていましたが台車を取り付ける方式はスペース的に厳しいです。
車体が斜めになっているのでそれを避けようとすると車高が高くなってしまいます。
やはり軸受けを自作するしかないようです。
車輪はカトーを使用し、軸受けには0.3mmのプラ板をカットして使いました。
軸受けは1mmのドリルを使い、穴を開けない程度に加工しました。
これを4つ制作して車体に接着しました。
このとき遅乾性の接着剤を使用すると調整が容易です。
また、車輪が脱落しやすかったのでプラ板を車体との隙間に追加しています。
肝心の転がり性能ですが、調整の甲斐あって良好でした。
指揮車ということもありキットにはアンテナが付属しています。
取り付けの際に折れてしまったので、プラ棒やパテでそれらしく修正しました。
バッファも取り付けておきました。
連結器はアーノルトカプラーに交換もしくは自作しようかなと思っています。
塗装についてですが
タミヤアクリルのダークイエロー2を水溶きアクリル法で塗りました。
結構なツヤ消しで仕上がるのでそのままデカールを貼るとシルバリングしそうです。
一度トップコート(光沢)を吹いた方が良さそうですね。
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